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- 4月9日
ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』丹治愛訳、集英社文庫、2007年 [原著1925年]
前回このコーナーで紹介したケヴィン・ヴァンフーザーの『聖書の物語とリクール哲学』の中で、ポール・リクールが、福音書における受難物語(イエス・キリストの十字架の死に至るストーリー)の与えたインパクトの類比として、ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』という小説を取り上げてい...
- 3月8日
ケヴィン・J・ヴァンフーザー『聖書の物語とリクールの哲学』永見勇・本田芳通訳、新教出版社、1998年
著者のケヴィン・ヴァンフーザーは、米国イリノイ州にあるTrinity Evangelical Divinity School(トリニティー福音神学校)の研究教授で、米国福音派の神学者です。この本は彼がケンブリッジ大学に提出した学位論文に基づく著作です。本書でヴァンフーザーは...
- 2月8日
木田元『反哲学史』講談社学術文庫、1991年;『現代の哲学』講談社学術文庫、1991年
大学に入学した1985年に、一般教育科目で「哲学」を履修しました。講義を担当されていたのが、今回紹介する二冊の著者木田元教授でした。文学部棟の中で二番目に収容人数の多い大教室で講義は行われ、毎回座席はほぼ一杯になる人気のクラスでした。先生はいつも教室に自販機で購入した紙コッ...
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